コラム

言葉の力     茨城 つくば土浦 税理士 武石光弘

 先日 テレビ カンブリヤ宮殿 (又は ガイアの夜明け) に日本電産の永守会長が出演していました。 番組で永守会長は

『コロナコロナとコロナのせいにするな。これからは コロナのコの字も出すな』と会議で言ったら、業績が回復してきた。  と言ってました。

 コロナ と言わないだけで業績が回復するなんて、会社の業績を良くするのは簡単なんだ と思い知らされました。

 

前向きな言葉

 現在の日本の会社うち 黒字の会社は、約37%です。実態はもっと悪いです。この数字は、令和1年分、つまりコロナ前です。令和2年は20%くらいか 20%を割り込む と思います。

 こんな時だからこそ、前向きな言葉を使うのです。『コロナだから。。。。。』ではなく、

『コロナだからこそ』と言葉にして、お客様に出来る事や新しいサービスの提案をするのです。

 コロナでも売り上げが落ちない会社があります。コロナでも最高利益を出した会社もあります。コロナの影響で仕事が増えた会社もあります。

 観光業や飲食業など どうしようもない業種もあります。しかし、何とか売上を微減でとどめている会社もあります。

 

 私も新しいお客様が増えています。過去最高の売上と利益になる事は間違いありません。コロナは、私は『チャンス』と捉えました。中小企業や個人事業者に関する援助や支援の案内が出来るからです。今までお客様に寄り添ってきたから『出来る』と確信していました。

 案の定、新しいお客様からは『前の税理士は給付金の事など教えてくれなかった』や、『うちの会社も給付金がもらえるんですか?』と聴かれました。正直びっくりしました。

 

大きな努力で小さな成果

 鍵山秀三郎先生(イエローハットの創業者)は、コロナで大変な状況の会社についてこう語っています。

『今まで小さな努力で大きな成果を出してきた人は、コロナ禍の今、何をしていいか分からい』

大きな努力で小さな成果を出してきた人は、コロナ禍が収まった時には必ずお客様は戻ってくる』 と言ってます。

 私自身、決して大きな努力をしてきた とは言えませんが、今、何をすべきか は少しは分かっています。自分の仕事の使命『中小企業を元気にする』のためにも、今 やるべきことをやります。

 そして、中小企業や事業主様が早く私の事を知ってもらえるようにします。何故ならば、私に出会えない中小企業や事業主様は不幸だからです。

 

 

茨城、土浦つくば税理士  武石光弘